マーケティングと営業の違い
マーケティングと営業は商品・サービスを買ってもらうという目的は同じでも「どう買ってもらうのか」という過程に大きな違いがあります。
どちらが良くてどちらが悪いという考え方はしないようにしましょう。
両方の特徴を掛け合わせることができれば相乗効果を生み出せます。
直接「買ってください」と言うのが営業
商品やサービスを顧客に直接紹介するのが営業です。
訪問販売や飛び込み営業、テレアポ、セールスレターなどを駆使して特定の人や組織に向けた販売活動のことだと思っていただければ大丈夫です。
道のりを作るのがマーケティング
商品やサービスを知ってもらい買ってもらうまでの道のりを作るのがマーケティングです。
例えば電車の中吊り広告やラッピング、大型モニターで映し出される映像広告などはマーケティングの一種です。
人々の生活の中に溶け込みつつ商品・サービスを認知してもらうことを目的としています。
Webマーケティングとは
Webマーケティングとはインターネットの仕組み、特徴を利用してマーケティングを行うことを指します。
Webマーケティングを行う上で決して外せないことはスマホ、タブレット、パソコンが商品、サービスを知ってもらうための入り口であるということを前提に考えなければなりません。
Webマーケティングの施作は大きく分けて3つあります。
- Webサイト(ホームページ)
- SNS
- 他社サービス
Webサイトの役割
会社を知ってもらう場合はパンフレット代わりに、商品・サービスを知ってもらう場合は商品カタログの代わりになります。
サイトを効率的、効果的に使うには「リンク」を活用します。
リンクは玄関口の機能を持ち、URLさえあればSNSや他社サービスにリンクを貼ることでサイトの玄関そのものを設置しているようなものです。
この入り口がなければWebマーケティングは成立しません。
SNSの役割
SNSの役割は情報の拡散、伝達です。
ソーシャルメディアであるTwitter、Instagram、Youtubeは不特定多数に向けて情報を発信し、LINEなどのメッセンジャーは密接な関係者に対して情報拡散の手伝いをしてくれます。
Twitterは文字ベース、Instagram、Youtubeは視覚ベースの情報を得意としています。
他社サービス
他社サービスは自分達のWebサイトやSNSアカウントを紹介してくれるものですので特徴を理解して使いましょう。
例えばGoogleマイビジネスを使えば、Googleマップ上に自分達のお店の情報を掲載する事ができます。
Googleマップという地図アプリから自分達の商品やサービスを知るきっかけを作ると言う感じで捉えてもらえれば大丈夫です。
このように他社サービスの特性を理解することで効率的にアプローチできます。