これはワンルームマンション投資とかではなく、マンションという建物自体の話をする。
お金がないので老朽化するマンション、アパートに修復、修繕が追いついてないのだ。
テトリスのようなまちづくり
東京都心には歪な形をしたマンションが多い。
土地の取得に対して制限をかけなかった結果、テトリスのような街が出来上がってしまった。
どうにかして制限ギリギリまで建物を建てて部屋数を増やすことで売り抜けようとするメーカーの思惑も重なっている。
狭小住宅もそうだが、土地を分割して売るのは簡単だが土地の併合には「時間」「資金」「労力」がかかるのでそう簡単に価値を上げることができません。
テトリスマンションはインフレに対応出来なくなる
テトリスのような形をしたマンション、アパートが増えた結果何が起こるかというとマンション自体の価値が落ちます。
もっと細かくいうとマンション自体にお金を稼ぐ能力がない状態が続きます。
ですが建材は輸入に頼っていますし、マンション管理人の人件費も高騰します。
部屋の所有者か集めようにも年々上がり続ける出費に文句をいう人も出てくるでしょう。
お金を工面するために民泊に手を出さざる終えない状況まで出てくるでしょう。
お金の稼げないマンションなんてのは負債でしかないのです。
土地開発ルールの必要性
土地にはある程度の広さが必要です。
土地は小さくなればなるほど使用用途が狭まります。
現に東京都心の狭小住宅の跡地には狭小住宅しか建てられなくなっています。
土地の所有にルールを設けなければ土地を所有すること自体がリスクになります。
裏を返せばルールさえ作ってしまえばリスクが減るのですから価値が上がるのは目に見えてわかるはずです。