賃貸で最も避けなければならないのは自分の時間を浪費してしまうことです。
自宅から勤務先まで20分かかるのであれば引越しするその日までその20分を浪費し続けなければなりません。
その浪費は決して戻ってくることはありません。
そんな事態を回避しないための戦略です。
今回は東京23区を例にお話しします。
立地は戦略的に選び、毎日恩恵を授受しなさい!
私たちが提唱する戦略は「ついでに〇〇」です。
多くの方は中目黒や麻布、白金など立地の知名度に引っ張られてしまいます。
とても人間的な考え方なのですが、我々はそのような価値観を極力排除するようにします。
自宅のドアから駅まで、駅から自宅ドアまでの間に買い物や運動など一通りのことができるようにと考えます。
隣駅のスーパーに買い物にいくとか反対方向の出口で買い物とかそう言ったロスがないようにと考えます。
毎日5分のロスも1週間、1ヶ月、1年でとんでもない時間のロスになります。
もちろんそのような立地ばかりではありませんが極力近づける努力をします。
【補足】注意していただきたいのは決してストイックになれということではなく、自分の時間を作るために何を削るべきかを考えてください。
何にお金を払っているのかを理解せよ
その物件の賃料の価格が割安なのか割高なのかを見極める必要があります。
ここで決してやってはいけないことは土地のブランド価値にお金を払うこと不必要な価値にお金を払うことです。
ブランド価値というのはネームバリューにあたります。
山手線の内側やら六本木やら渋谷、中目黒などの人気エリアを指します。
不必要な価値というのは電車を利用しない人が駅近物件を選んだりという価値を授受できない状況にお金を払ってしまっている状態を指します。
このように価値が上乗せさせられた物件を選んでしまい払い損になってしまわないようにお金をどのような価値に支払っているのかを見極めるのは大事なことです。
ですので自分に最低限必要な条件をもとに路線・駅を決め、割安な賃料を提示しているところを探します。
駅を利用する場合
多くがサラリーマンの方で電車を通勤手段として指定されているはずです。
私が推奨するルールが以下の3つです。
- 自宅のドアから勤務先の最寄り駅まで10〜15分で到着できる範囲のエリアに絞ること
- 駅から自宅までの間にスーパーがあること
- 人気の駅から1駅ずらし、最寄り駅まで3分くらいの立地条件を選ぶこと
まず1について。
仕事場からなるべく近ければ近いほど時間を作りやすという物理的なメリットを利用しましょう。
これだけで、1日1時間の自由時間を自動的に作ることが可能になります。
2について。
これは私が提唱する「ついでに〇〇」にマッチした要素だからです。
日常の買い物、休日の買い物全てにおいてスーパーが近くにあるというのは電車通勤サラリーマン、OLにとって体力的にも魅力的です。
コンビニはどこにでもあるのでスーパーというインフラの恩恵を授受しましょう。
3について。
人気の駅というのは家賃相場が2〜5万ほど賃料が値上がりします。
ネームバリューにお金を払うのは愚の骨頂です。
ですが、人気エリアというのは利便性が高いとも言い換えることができます。
その利便性にフリーライドするための戦略として1駅ズラすのです。
1駅ずらすことで賃料は安くなり、利便性を隣駅に委託することと引き換えに駅近の物件にアリつける確率が飛躍的に上がります。
推奨しない駅の特徴
逆に避けた方がいい条件をピックアップしました。
- 駅ビルがある場合
- 特急列車などが停車する駅の場合
の2つです。
駅ビルは開発が進んでいるという証拠になります。
開発が進むということは賃料の値上げが進んでいるということの裏返しでもあります。
その結果、
- 駅までは近いが、部屋が狭く家賃が割高になる
- 部屋は広いが、駅まで遠くなる
という結果になりどちらかを諦めなければなりません。
この投稿を読んでいる方はどちらも獲得に動きましょう。
電車を毎日使うという生活スタイルでは極力避けたい条件です。
駅の利用が極端に少なく、車移動ができる場合
駅近という価値を、部屋の広さに置き換えることが可能になります。
自動的に駐車場が必要になりますので戸建てを条件に加えてもいいかもしれません。
やってはいけないことは駅近という価値にお金を払うことです。
フリーランス・自営業の場合は駅を使うことがなければ車・バイクでの移動が理想的です。
サラリーマンと違い、維持費を経費として計上できるためです。
その場合、駅近に固執することなく物件を探しましょう。
恩恵は人それぞれ
生活スタイルや自営業なのか社員として雇われているのかで恩恵が変わってきます。
マンションと戸建てを比べても授受できる恩恵が変わります。
あなた自身が最大限授受できる恩恵を毎日、スマホゲームのログインボーナスのように受け取りましょう!