アフィリエイトとは?仕組みからリアルな現状まで全て公開!

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アフィリエイトとは

アフィリエイトは自社または他社の商品を第三者(ブログ運営者・インフルエンサー)のサイトやSNS上で売ってもらい、何かしらの報酬を支払う仕組みのことをアフィリエイトと言います。

アフィリエイトはマーケティング戦略の一つで自社商品を第三者(ブログ運営者、インフルエンサー)を通じて認知してもらい、利用(購入)してもらうという目的のための仕組みです。

成果報酬型のものがほとんどなので広告主は人を雇用したりせずにインターネット上に大量の営業部隊を味方にすることが可能になります。

自社でアフィリエイトプログラムを運営している事業者

資金力のある会社の多くは自社の事業に特化したアフィリエイトプログラムを企画、運営、管理しています。

Amazonアソシエイト

大手通販サイト運営のAmazonが運営しているアフィリエイトサービスです。(Amazonアソシエイト)

自社でやっている通販事業の販路拡大のために2000年初期から運用を開始しています。

楽天アフィリエイト

大手通販サイト運営の楽天が運営しているアフィリエイトサービスです(楽天アフィリエイト)

楽天はAmazonと違い、たくさんのお店が出店するモール型と言われる運営体系をしています。

そのほかにも楽天はリンクシェアというアフィリエイトサイトも運営しています。

DMMアフィリエイト

大手インターネットサービス会社のDMMが運営しているアフィリエイトサービスです(DMMアフィリエイト)

DMMは本やDVDなどを販売していたり、太陽光や消防車などの一見インターネットと何の関係もないようなこともやっている何でも屋みたいな会社です。

ドコモアフィリエイト

大手携帯会社のdocomoが運営しているアフィリエイトサービスです(ドコモアフィリエイト)

docomoは携帯通信だけでなく、映像配信や通販、電気など生活に密着したサービスを展開しています。

アフィリエイト配信サービスを提供している事業者

自社でアフィリエイトプログラムを運営していない事業者を対象にアフィリエイトサービスの運営を請け負っています。

特徴は上のアフィリエイトサービスよりジャンルが多いというところです。

A8.net

国内最大手のアフィリエイトサービスです。(A8.net)

取扱件数が桁違いに多いことや初心者が始める際に最も名前の上がるサービスです。

バリューコマース

現在Zホールディングスの子会社が運営しているアフィリエイトサービスです。(バリューコマース)

Softbank系列の会社ですので決済サービスのPayPay関連やYahoo!関連のプログラムもあります。

リンクシェア

現在楽天の子会社が運営しているアフィリエイトサービスです。(リンクシェア)

楽天には楽天アフィリエイトというアフィリエイトサービスがすでにありますが、楽天アフィリエイトは自社に特化しておりリンクシェアはASPの役割を担っています。

初心者がアフィリエイトをスタートするにあたって

今のところアフィリエイトをスタートする方法はWebサイト(ブログ、メディア)、SNS(Twitter・Youtube・Instagram)の2つあります。

Webサイト

ブログやメディアと言われるカテゴリーです。

WebライティングやSEOの知識を必要とし、どんどん記事を書いて多くの人の目に止まるような面白い記事作りをしていきます。

スタートするのに無料のブログサービスではなく多くのサイトでWordpressがおすすめされています。

理由は単純で自由度が高いというのがあります。

サーバーの契約が完了すればすぐに始められますし、デザインは無料のテンプレートを使えばなんとでもなります。

無料ブログでもスタートはできますが、プラットフォームの規約に従わなければなりません。

それと比べてもWordpressの自由度には大きな魅力があります。

デメリット

WordPressでスタートするにも乗り越えなければならない壁があります。

初期費用とある程度継続的な出費が必要になります。

レンタルサーバー代にドメイン取得費用が年額でかかってきます。

SNS

インフルエンサーと言われるカテゴリーの人たちが得意とするカテゴリーです。

今はYoutubeの台頭でYoutuberの稼ぎが際立ちます。

俳優やモデル、芸人、スポーツ選手もYoutubeの可能性に目をつけ大量に参入していることからもYoutubeの強さが際立ちます。

SNSではフォロワー数、登録者数が鍵を握っています。

1万人のフォロワーがいたとしても購入するのはせいぜい1%くらいです。

アフィリエイトの光と影 – 参入と撤退の数が桁違いに多いレッドオーシャン業界

アフィリエイトという仕組みを調べると必ず気になるのはどのジャンルが儲かるかということが気になるはずです。

アフィリエイトは手軽に参入できるという特徴から大企業から個人まで多くの人、組織が参入してきます。

SNSの登場でインフルエンサーという職業ができ、Youtubeの盛り上がりでYoutuberという職業ができたことによってアフィリエイトに参入する人が多くなりました。

個人では太刀打ちできない高単価ジャンル

高単価報酬の代名詞と言えば

  • クレジットカード・株式・FX
  • 転職エージェント
  • 美容・健康

の3つでしょう。

このジャンルには必ず企業が参入し総取りしていきます。

個人でやるにはあまりにも強大すぎるライバルになってしまいます。

個人がやるべき戦略

そんな企業でも弱点があります。

それは委託費や人材への出費が多いことです。

企業というのは利益をださなければなりません。

出費が発生する運営方法をとっている場合、自動的に高単価で稼げるジャンルに進むしかないのです。

であれば個人が行うのは企業が見向きもしなかったジャンルです。

大体は低単価ですが個人で稼ぐには十分な報酬であればいいのです。

アフィリエイトの光と影 – 不労所得ではなく労働所得

インターネットの世界ではブログやアフィリエイトは不労所得になると謳っているサイトがごろごろ転がっています。

ですが現実は全く違い労働の連続によって運営されることを叩きつけられます。

アフィリエイトは終わりのないマラソン

アフィリエイトや広告で稼ぐということはゴールのないマラソンそのものです。

誰が先に脱落するかを競い合っています。

記事の質を上げたり、検索順位を1つでも上げることに血眼になり、報酬が出ないといったことの連続です。

ではなぜ不労所得というデマが流れたか。

それは何も知らない情報弱者を相手にビジネスをしようとした結果なのです。

ブログやアフィリエイトサイトを作ればあとは放置なんてのは基本ありえません。

アフィリエイトプログラムは突然に…

アフィリエイトプログラムは決して半永久的に存在するわけではありません。

プログラムが終了するのは突然かもしれませんし、あらかじめ予告されるかもしれません。

広告主側にも事情というのがあります。

商品の生産を終了したり、売れるようになったのでプログラムを終了したりと広告主の事情でプログラムの終了や存続が決まります。

また、報酬率が下がったりと自分ではコントロールできないものの上でビジネスをしているのです。

自動でお金が入ってくるなんてのは夢のまた夢であり、他人の褌でビジネスをしていることを忘れないでください。

Googleのアップデート次第

アフィリエイトにとって検索結果に記事が出てこないというのは死活問題です。

常にアップデートするGoogleの一挙手一投足に振り回されることになります。

今まで稼げていたというのはGoogleの検索エンジンの質が悪かったために起こったことです。

Googleも良質なコンテンツを定義するのは難しいといっています。

ですが確実に検索エンジンの精度も上がっています。

安定した運営をしたいなら

上記で書いたようにアフィリエイトとは常に不安定な土台の上でビジネスをしています。

一歩間違えれば収入に打撃を与えられてしまいます。

そういった不安を払拭したいのであればアフィリエイトはあくまで副業という形ですることをおすすめします。

逆に自分でコントロール可能なビジネスを並行して立ち上げることを考えた方が合理的ではないかと考えます。

それでも参入する人へ

アフィリエイトは参入も撤退も多いレッドオーシャン業界だと先ほど書きました。

現実問題そんな簡単にアフィリエイトは稼げません。

資金力のある大企業に真正面から倒しに行くことになるので絶対に負けてしまいます。

また、広告主からのプログラム終了やGoogleのSEOアップデートなど環境に大きく左右されてしまう側面もあります。

それら1つ1つに対応し続けなければなりません。

インフルエンサーによる「不労所得」などの文言は基本嘘です。

我慢くらべの連続なのです。

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